ドメイン更新料を節約する ~移管は何処が低価格~
ドメイン移管はどこが安い
ドメインの移管先は、レンタルサーバーとの兼ね合い・サーバーの品質の関連性もあり価格が安いからという理由だけで決められるわけではない。企業のサーバーなら尚更である。
そうはいっても個人のマイナーなサイトなら、レンタルサーバーとドメイン管理会社を別々に管理できるようであるならば価格のメリットも望める。最近なら1日から3日以内で移管が終了するだろう。広告収入で潤う人気サイトならドメイン移管なんて全く気にする必要はないが、移管に伴うサーバー表示は設定後多少の時間が掛かる場合もあるから注意は必要である。Websiteが一時的に表示できないとなるなら移管する意味が無い。
ここしばらくは多忙にかまけて価格の判定を勘案してこなかった。改めて価格を見ると円安や価格高騰で1,000円未満で維持できる移管先はほとんど無くなった。
最近の移管価格
現在私のサーバー環境は、サーバー(value-domain)ドメイン(value-domain)で管理している。
2017/05/01の価格(キャンペーンを含む) | |||
会社/対象 | .com | ||
スタードメイン | 1,274円 | Whois: ◯ | ポイント 254 |
エックスドメイン | 1,274円 | Whois: ◯ | |
バリュードメイン | 1,253円 | Whois: ◯ | 制約1 |
ムームードメイン | 993円 | Whois: ◯ | |
お名前.com | 994円 | Whois: ◯(有料) | |
FC2ドメイン | 1,080円 | Whois: ◯ |
制約1:上位レジストラGMO/KeySystems以外で管理されているドメイン
キャンペーン価格が終わると同じような価格になるんだろう。
レンタルサーバーは変更せずムームー、お名前を毎年移管していこうかなと思うのだが、GMOグループ内の制約も一部であるようなのでその範囲内ということになる。破格の価格の場合なら余所でもいいのであるが、その点はWebチェックが重要である。
バリュードメインからムームードメインへドメイン移管
移管の準備は、
1.Whoisを代理公開から個人登録に戻しておく
バリュードメインの場合は、Whoisに認証鍵も表示されている。自分の連絡先メールアドレスを受信可能であることを確認しておく。特に、自分の登録情報=Whois と一致させておかないとエラーを返し認証が通らないので注意が必要だ。
2.ドメインロックを外しておく
他の要件は
1.移管申請 (申請時 23:00 スタート)
2.トランスファー承認手続き(ムームードメイン)のお願い(メール)の応答 (23:26)
3.トランスファー申請に関する確認(バリュードメイン)の連絡(メール)の応答 (24:11)
4.トランスファー申請承認処理完了の連絡(バリュードメイン)(25:26)
5.移管費用の請求 (ムームードメイン)(27:23)
6.移管費用支払 (仮眠後 7:32)
7.ムームードメインにてWhoisを代理公開に変更
8.バリュードメインにて移管したドメインをデータベースから削除
9.バリュードメインにて無料ネームサーバー設定
ドメイン付随のネームサーバーから無料ネームサーバーへと設定変更したわけだ。
AレコードはレンタルサーバーのIPアドレス、以下のグーグル設定はG Suite 用なので一般向けでない記述である。
レンタルサーバーの移動がない限り、ネームサーバーは今後変動がないため自由にレジストラを移動できる。
まとめ
2口目のドメイン移管だったため非常にスムーズに処理できた。
移管開始から終了まで、4時間23分。
仮眠が入ったので直後のWebsiteの表示等のエラーは確認しようもなかったが、ネームサーバー入替直後でもWebsiteにはアクセスできワードプレスの下書きも出来たため特に目立った問題は起きなかったと思う。
レンタルサーバー・レジストラのメンテナンス期間を外せば、特に大きな問題は起きないのではないかと考える。
年間数百円の差なんて広告収入の見込めるWebsiteなら全く気にする必要もない費用だが、マイナー路線の我がサイトでは維持費は重要な案件なのでコスト削減で対応するしかない。
関連過去Log:
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