4K,8K並びに改造B-casカード対策　雑感

TVの４K　８K

量販店のＴＶコーナーを見ると、奇妙な光景に出くわす。
人工的な照りや修正が入った虚構の世界が、次々に映し出されている。画像的には、非常に美しい画像ではあるが、好みではない。いずれこんなＴＶ（ディスプレイ）を見ないといけないのかと思うと、ちょっとウンザリしている。

新技術の商品を作り、世に広めようと意気込みは分かるが　２Ｋの画像で十分だと思う消費者も多いに違いない。望んでいない３Ｄ画像が一般的にならないのと同じと思う。

そもそも４Ｋのコンテンツは何があるのだろう。試験放送に合わせて番組を作っているだけでしょう。

民放のＢＳ放送がほとんど再放送番組やTVショッピングで構成されているのをみるにつけ、流すコンテンツが過去のものを中心に据えたものというのであれば　慌てて　４Ｋ　８Ｋ　について行く必要はない。

映画やドラマのタイトルが、有料のＷＯＷＯＷやスターチャンネルでも発売後のＤＶＤやブルーレイが一巡してから、放送されるのであるから　やはりコンテンツは遅れてやってくる。

２４時間放送されている有料ＢＳチャンネルでさえ、希望の時間に見ることができない。結局録画をする羽目になる。４ＫＴＶそして４Ｋレコーダーが必要･･･機械だけが先行しても意味がないのだ。

消費税の増税が２０１７年４月からとなった。まさか、その時には２ＫＴＶが店頭から姿を消すことはないだろうが、日本では２ＫＴＶの取り扱いが減少しているはずである。

２ＫＴＶの買い換えのタイミングが難しくなった。

B-casカード対策

録画してみることの多い有料ＢＳ放送であるが、

巷では
WOWOW　2月10日 　スターチャンネル　6月15日　スカバー　6月16日　にそれぞれ　改造B-casカード対策が取られてスクランブル解除が出来なくなった様子である。

改造B-casカード対策は、B-casカードを全面取り替えせずに　電波によるカード書き換えによって実行された模様。カードの全面的なリニューアルはコスト的に、次世代放送に持ち越すしかなかったかもしれないが、電波による書き換えが可能なら　未だに人為的な書き換えも可能ということになり　特定のユーザーには依然として裏技が存在する様だ。

B-casカードは、少なくとも全家庭にあるので　電波による操作が告知されずに行われるというのは監視をされている様で余り気分がいいものではない。B-casカードの規約には書かれてあったのかな･･･

いずれ新たに導入されるスクランブル解除カードの開発費は消費者が支払うことになると思うと　割り切れない。

映像の緻密さや高画素化よりも、面白い映画、番組　をまずは　期待したい。

機械は、在庫見切り品で十分だろう。