2020年 Windows10 駆け込みUpgrade
目次
最後の追い込み Windows7からWindows10へ
Windows 7 のサポートの2020 年 1 月 14 日に終了に合わせて、急ピッチで7から10へのUpgradeを行った。職場はもちろん、自宅でも仕舞い込んでいる緊急時のHDD(Windows7)さえもこの際、リニューアルしようと考えた。もはやこのタイミングを逃すと、おそらく完全にUpgradeが有料化されるに違いない。現時点では、Windows10のメディアツールを利用すれば支障なくUpgrade可能であるからだ。購入ライセンスがあるなら、最後の追い込みでUpgradeとデジタルライセンス認証でリンクさせおく。事後はクリーンインストールが可能となるので、あと2-3台のHDDをリニューアルしたい。
まずは2013年1月から動かしていないWindows7をUpgrade
OS起動はさせていないが、TSファイルの保管用途として数ヶ月間隔のスパンで通電させているHDDを最初にリニューアルする。6年経年したHDDがとても危うい存在というのは分かっている。データ保管は、クラウドがよいのかSSDにするのかは別として、自作PCのOSライセンスはプリントされたプロダクトキーからマイクロソフトアカウントに取り変わっていくのだろうか。便利なようで、アカウントを失うとライセンスも失うということになる。今回のHDDのように5年放っておくと、アカウントが無効になっているので対策が必要だ。
Hotmailのアカウントの有効期限
■Hotmail アカウントは、270 日以上サインインしていない状態が続くと、メール機能が無効になり、保存されているメールデータなどが自動的に削除される
■さらに 1 年以上連続してサインインしない状態が続くと、Hotmail アカウント自体が完全に削除される
■電子メールクライアントやメールサービスに Outlook.com アカウントを POP 設定で追加された場合でも、「Hotmail アカウントでサインインした」と認識される
■しかしアカウントを確実に有効な状態に保つために、Web (Hotmail) 上からの定期的なサインインが推奨される
メールなんて使わないので、デジタルライセンス認証したWindows10にログインするのが確実となる。
Windows7の起動
さてHDDを起動する。当時のマザーボードは既にないため、予備のマザーボードに取り付ける。AMDのチップは、BIOS(レガシー)の設定に誤りがなければ、ドライバー類はUpdateされて起動できる。念のために再起動してグラフィック系とVirusソフトを更新させる。特に問題はでなかった。
予想されていたがWindows Updateが動作しない
6年のインターバルではUpdateが動作されないのは分かっていた。
動かない場合には2種のツールで手当をする
1.【WindowsUpdate.diagcab】 トラブルシューティングツール(MSでは配布終了)(Google検索で拾う)
【Windows Updateで問題を解決する】をクリックしてしばらく待つ。
再度Windows Updateをしてみると、復活できた。
6年間分のUpdateは必要ないので、Windows Updateを復活させたら、次のステップに進む。
動作しないsoftwareをアンインストールする
Windows10で動作しないものは、アンインストールか対応しているバージョンにアップグレードする。動作しないものは、Windows10のアップグレードの途中で親切に指示が出てくるが、アップグレードのやり直しになる場合もあるから削除した方が無難だろう。私の場合は、Atok9とMcAfee.VirusScan.Enterprise.v8.8を事前にアンインストールしておいた。
メディアツール1909をダウンロードし、実行する
MediaCreationTool1909.exe https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
そのまま使用しても、USBメモリーに実装してもいいだろう。
Windows7をWindows Updateで最新にする必要はないようだ。Windows Updateが動作しなくてもよい状態からもアップグレードできるかは、やってみないと分からない。
マイクロソフトアカウントを作成して認証させると、難なくアップグレードの完成である。MediaCreationTool1909の使用制限は謳われていないと見えるので、これでいいと考える。
気になる方は、サポートへ確認のこと。
関連過去Log:
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