Windows10 ディスクイメージツール(ISOファイルの取扱)
ディスクメディアに書き込まなくなって久しい
デジタル化されたTV放送の録画やYouTube等の動画をダウンロードする収集方法が一般化したので、PCユーザーなら保管はHDD単位で管理しているものだと思っている。そもそも、Blu-ray Disc100枚をHDDに収納できるのなら 管理は俄然HDDの方が便利なのだ。HDDがクラッシュした場合のバックアップデータをBlu-ray Discにするか、HDDにするかは 個人の問題なので敢えて言及しないが管理方法が簡単であることに着目すると選択の余地はない。
ディスクメディアに書き込まなくなって久しい。今回Windows10のUpgradeでMediaCreationToolを使ったわけだが、作成途中でUSBフラッシュドライブかISOファイルかと選択肢が出てくる。便利なのはUSBフラッシュドライブであり、ここでもディスクメディアが時代に合わなくなってきたと感じる一端である。ISOファイルもHDDに収納して必要に応じて取り出したり、USBフラッシュドライブに書き込めばよいのだと思う。
標準掲載のディスクイメージツール
Windows8以降 ISOイメージ(Blu-Rayも含む)をOSの標準機能として使用できるツールが掲載されている。ディスクイメージツールというのがそれであるが、ツールのウィンドウを開いて操作するものではなくエクスプローラーで操作するだけだ。
ISOファイルを取り扱うためには、Windows7を含めてそれ以前には 無料・有料ソフト(仮想ドライブ作成)が必要であった。それが、8以降Windowsで取り扱えるようになり このWindows10でも踏襲されている。
ISOファイルの読み込み(マウント)
エクスプローラーでISOファイルを選択し、右クリック⇒マウント
又は、エクスプローラー⇒ディスクイメージツールをクリック⇒マウント
ISOファイルにドライブレターが与えられてアクセスが出来る。
ISOファイルの取り出し(アンマウント)
エクスプローラ⇒マウントドライブ-右クリック⇒取り出し
又は、エクスプローラ-ドライブツール-クリック⇒取り出し
Windows10の製品版ISOファイルもWindows7では、ローカルディスクにWinRar等によって解凍すれば、アップデート出来るのであるから必ずしもISOファイルをDVDとして焼き上げる必要はない。
Windows10では、ISOファイルも簡単に取り扱えるようになった。仮想ドライブ作成ソフトやメディア書き込みソフトは不要となっていてエクスプローラーで処理できる。
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