湘南歩楽Log

@歩楽のデイリーLog 不定期ながらB級グルメやPC関連を記録してます♫

*

Tips:新たなデスクトップを用意する Ubuntu Desktop 20.04.3 LTS

   

Windowsは肥大化してくるし、CPU足切りが既定路線化するみたいだから

VMwareのエンドユーザー(Legacy)としては、GuestOSがWindows10(11含む)でも重く感じるし、VMware仮想ディスクファイルも肥大化する。そういう意味では、Windows7は比較的軽いし、仮想ディスクファイルもコンパクトであった。(使用頻度にも依るし、アプリケーションの数やデータ量に比例するのは理解している)

今後は、Androidのエミュレータ対応が行われればますますリソースが必要となる。シンプルなデスクトップで済むものを何でも詰め込まれたら、OS起動するだけで四苦八苦である。だから新しいCPUを買え、最新のグラフィックボードを買えっていうのはおかしいだろう。Windows7よりも軽いWindowsは出ないのか?(Windows11 SEは教育現場専用だし、ハードとセット販売だから自作ユーザーには不適)

出ない!

メインPCがWindows11なら、普段のデスクトップはもう少し軽いタイプがいい。OS X、Linux、Chrome OSの中で、初めから使わない前提のOS Xを除いて、LinuxとChrome OSの中から使い易いものをピックアップしていきたい・・・Chrome OSは“Google アカウント”との紐付けが前提で窮屈だし、エミュレートが特殊、そもそも悪口を書けない事情もあるため、結局残ったLinuxということになってくる。まあ何かしら気に入らなければ、サッサと消して、次の好みのディストリビューションを再選択という方向なのかな・・・

小生の中ではVMware vSphere(ESXi)を使うのが理想かと思うが、サーバー機能を使う用途が全くないので無用の長物だし、就寝時には全ての電源を落とすので、VMware Workstation Pro(若しくはVM player)の仮想範囲であればいい。

LinuxとChrome OSは使ったことはあるが、結局インストールマニア風になってしまって日常のデスクトップには至らなかった。X-Windowsが超簡単に構築できることと安定的にアンチウィルスソフトがUpdateされるディストリビューションであることが望ましい。

MSによるハードウェアの足切りが本格化する前に自分のデスクトップを仕上げておこうと思っている。4-5年の猶予はあるだろうが、物理PC_Linux版も含めて検討しよう。

Ubuntu Desktop 20.04.3 LTSのインストール (VMware Workstation 16 player )

Ubuntuというのは今回が初めてである。また、Canonical Ltd という会社も詳細も知らない。デスクトップ環境を作るという目的で、PT3環境の記述でUbuntuというディストリビュートがあるという程度の知識である。小生、Linux(server)を職場で使用してきたとはいえ、所詮エンドユーザーに全く変わりはない。誤った知識や記述は容赦されたし。

ISO入手:

ubuntu公式サイト  https://www.ubuntu.com/

ダウンロード先「Download Ubuntu Desktop」 https://ubuntu.com/download/desktop

ファイル:ubuntu-20.04.3-desktop-amd64.iso

*小生不勉強なので、Livepatch導入を前提としてノーマルisoを利用した。VMware独自作成のautoinst.iso(英語言語+Open-VM-tools)によるインストール、再起動後に日本語化している。

問題が無かったため、おそらく今後もこの方法を採る予定である。Remix日本語版に頼る必要はないと感じているし、標準の日本語表記インストーラーでも問題なく動作するためである。基本動作自体は全てGUI表示されるからだ。

 

推奨システム:

2 GHzデュアルコアプロセッサ以上
4 GBシステムメモリ
25 GBのハードドライブ空き容量
DVDドライブまたはUSBポート(インストールメディアとして使用)【小生はVMwareにて仮想CDに指定】
インターネットアクセス(推奨)

*MSのようにCPUの指定やLegacyの足切りはないが64bit版を使用する。(32bit版は探さないと見つからない・・・)

LTSとはlong-term support(長期サポート)の略称で、April 2025年 4 月までの5 年間、無料のセキュリティアップデートおよびメンテナンスアップデートが保証されている。

VMware設定初期画面
VMware player 設定 新たなデスクトップを用意する Ubuntu Desktop 20.04.3 LTS

インストールと設定:

VMwareの構成(抜粋)VMware Workstation 16 player (16.2.0 build-18760230)にて使用

メモリ 4GB
プロセッサ 2
ハードディクス 80GB (VMware規定値20GBから変更)
ネットワークアダプタ NAT
CD/DVD autoinst.iso (VMwareによる既定インストーラー)(英語環境+Open-VM-toolsの自動インストール、おそらく最小インストール)
CD/DVD2 ubuntu-20.04.3-desktop-amd64.iso

自動でOpen-VM-tools(VMwareのVMware-toolsは導入しない)がインストールされ、GUI環境が構築されて、デスクトップが立ち上がる。またデフォルトでは英語言語下、Firefoxとテキストエディッタ他設定ソフトウェアが初期導入される。デスクトップ表示までユーザーによる作業は少ない。ただ、Livepatchを設定するためにはUbuntu One accountの登録(メールアドレスとパスワード設定)が必要となる。紐付けは敬遠したいがセキュリティパッチは自動的に行いたい場合は手間であるが、設定が無難だろう。

Livepatchは、後でも設定できるため、skipしても問題ない。(記録動画でも割愛した。)

ubuntu-20.04.3-desktop-amd64.isoに関するインストール情報

仮想マシン設定時にVMwareによる自動設定がされ既定では1のインストールとなる。ノーマルインストールをしたい場合は、設定変更して、autoinst.isoを削除する。

1.autoinst.isoによるインストール(英語言語+Open-VM-tools)+日本語化環境設定操作
2.Ubuntuのノーマルインストーラー(日本語インストーラーを選択)+(インストーラーがうまく処理できない場合はOpen-VM-toolsの手動インストール)

どちらも最終的には、同じようにデスクトップは立ち上がるので好みの問題である。小生、Windowsも英語版+日本語言語パックというスタイルなのでautoinst.isoを利用した。

*autoinst.isoの中身については、今回のタイトルから外れるために詳細は割愛した。

Livepatch:無停止でセキュリティパッチを適用できる、意識せずにOSのセキュリティを最新に保つことができる。

(UbuntuOneのアカウントが必要、Cannonicalから提供されているカーネルやパッケージを利用するのが前提で、個人ユーザは1アカウントにつき3台までは無償。4台以上は有償となる。)

 

ノーマルインストーラー
Ubuntuノーマルインストーラー 新たなデスクトップを用意する Ubuntu Desktop 20.04.3 LTS

再起動後の設定:

*autoinst.isoは再起動時にはシステム削除される

システムの日本語化
日本語入力の設定
Snap Storeによる一般的な追加ソフトのセットアップ
Vivaldi(小生の好み) Linux レポジトリの手動セットアップ
office系ドキュメントソフトは導入せず、Googleアカウントで代用する

システムの日本語化

タイムゾーンの変更(tokyo)
日本語入力の設定

Language: 日本語
Formats  : 日本
Input Sources: 1つ目:日本語(Mozc)、2つ目:Japanese、3つ目:英語

*日本語(Mozc)が無い場合はソースから追加【Input Sourcesの「+」ボタン > 日本語 > 日本語(Mozc)】
(ソースにない場合は再起動すれば出てきた)

*インストール再起動後に右上の言語バー 日本語(Mozc)にチェックを入れれば日本語入力可能となる。

システムの日本語化 新たなデスクトップを用意する Ubuntu Desktop 20.04.3 LTS

 

Vivaldi(小生の好み) Linux レポジトリの手動セットアップ

設定(ターミナル)によって以下の作業

①公開キーをインポート
wget -qO- https://repo.vivaldi.com/archive/linux_signing_key.pub | sudo apt-key add –

②レポジトリを追加・登録
sudo add-apt-repository ‘deb https://repo.vivaldi.com/archive/deb/ stable main’

③Vivaldiをインストール
sudo apt update && sudo apt install vivaldi-stable

Snap Storeによる一般的な追加ソフトのセットアップ

ShotCutのインストール

Softwareの更新をした後の仮想Ubuntu全体(VMwareのゲストOSフォルダ)の容量は10.6GB。

インストール関係の備忘記録動画

仮想Windows11に比べれば軽く快適・・・ブラウジングは仮想Ubuntuで作業するのが吉かもしれない。(個人的な印象)

 

あくまでエンドユーザーレベルの操作記録である。コマンドラインは多少使えるものの、本格的作業は全て解説文書が必要であって記録には誤りもあると思う。ただ、普通にデスクトップとソフトウェアを使うのが目的なので、過去使用してきたLinuxサーバーや栄枯衰退したディストリビューションの比較などに興味が無い。

ただ、2~3年後に出てくるであろうWindows12が本格的な足切り・新規CPU販売の先陣者ならば長年使用してきたユーザーとしても、メイン機からWindowsを外す選択も視野に入れてLinux物理機版(当然LegacyPC)の運用も扱ってみようと思う。

 

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