引地川のほとり コサギの狩 静と動
地元での日常の野鳥
引地川沿いの散歩で常駐している野鳥というと、カラス、ヒヨドリ、スズメ、カワセミ、カモ、アオサギ、ダイサギそしてコサギといったメンバーである。特にサギ類は、夏の水田や農耕地と親水地域に囲まれた区域なので年中見ることができる。
もちろん小生がまだお目に掛かっていないだけで昔からこの地に飛来する野鳥もいるだろうし、カラ類のように時々顔を出してくれるサブメンバーもいる。
普段いつもじっとしていて、人間が近づく時だけ逃げていくサギ類は何だかぬいぐるみのように感じていた。しかし当然のことが違っていた。
カラスがトビのように滑空するなんて知らなかった。
同種のカモもグループがあってグループ外の個体は和に入れないとか、
歩行者と歩行者の間をカワセミが飛び去るとか・・・
知らなかったことが目の前で起こるのだ。小学校での理科の学習ってところだな。
土砂撤去のための工事の影響はあるの?
もちろん、防災予防のために土砂撤去が最優先である。
理科の学習という側面からは、
ショベルカーが引地川の川中をジャブジャブ走る。
土砂がにごって濁流となる。
サギ類やカワセミは魚が見えず食にありつけない。
魚類を狩する野鳥類は濁流のない上流へ移動する。
上流ではこの時期に新たに縄張りの奪い合いが生じる。
追われた個体はまた上流へ移動する。結果、この冬は魚類を狩する野鳥類が減少する?
ただ、河川域での土砂撤去工事で浅瀬がなくなり単なるコンクリート用水区域となってしまったら、サギ類は散歩コースには来なくなのでは?。仕方が無いことであるが、ちょっと残念だな。まあ、引地川流域全体では何の変化もないのだろう。
水田や川の浅瀬や土手というものが生態系にちょっとした影響を与えるということ、地元で学んだことである。地元で生産される米は小生が口にすることはないが、自然の恵みという果実は受けているのではないかと思う。
コサギの狩 静と動
アオサギは、ほぼ置物であるが、コサギはちょこまかと動く。
コサギの目つきは意外にも恐いのであるが、羽の色は白く眩しく美しい。その白さ故に、カメラも露出を下げてくる。
土砂の撤去後にはコンクリート護岸だけとなるから、散歩コースには寄りつかなくなるだろうが水田が始まれば、また眺められる。無くなった浅瀬も2シーズンもすれば、土砂が上流から運ばれてくる。しばらく辛抱すればいいのだ。
関連過去Log:
引地川のほとり モミジと野鳥 2021
引地川のほとり 越冬ユリカモメ 2021秋
引地川のほとり 3本だけのメタセコイア~紅葉~
引地川のほとり 公園のクリハラリス
和泉川のほとり すずめの水浴び
引地川のほとり 湘南宿ホオジロ
引地川のほとり 湘南宿カワセミ
水辺の涼 戸塚宿界隈カワセミ 和泉川
戸塚宿界隈カワセミ 和泉川
湘南宿カワセミ 引地川
湘南宿カワセミ 長久保公園
湘南宿カワセミ はじめての泉の森
320
320
関連記事
-
-
2022年10月 ジョウビタキの渡り
目次1 大挙で渡ってきたのか?2 ジョウビタキ (Daurian Redstar …
-
-
湘南の河津桜が咲く 2023年
目次1 寒風の河津桜2 カラ混群内のコゲラ3 関連過去Log: 寒風の河津桜 や …
-
-
森の散歩道 タレント忍者 エナガ
目次1 アイドルというよりも忍者2 人慣れアオジ3 関連過去Log: アイドルと …
-
-
引地川のほとり 公園のクリハラリス
目次1 カラ系の混群を求めて2 外来種のクリハラリス3 関連過去Log: カラ系 …
-
-
散歩道 2023年春 駆け引きするイソヒヨドリ
目次1 近郊での野鳥繁殖期2 寄りつかず離れずのイソヒヨドリ達3 関連過去Log …
-
-
Sundayトライアルチャージとルリビタキ
目次1 お米の加算ポイントは後日になる2 Sundayルリビタキ3 ルリビタキの …
-
-
散歩道 電柱のヤマガラ
目次1 冬は終わった2 電柱のヤマガラ3 駐輪場のイソヒヨドリ4 関連過去Log …
-
-
森の散歩道 ルリビタキ メスタイプ
目次1 宿題は捗らず2 雌のルリビタキの状況3 関連過去Log: 宿題は捗らず …
-
-
散歩道 駐輪場のイソヒヨドリ
目次1 都市化する野鳥2 駐輪場のイソヒヨドリ2.0.0.1 イソヒヨドリ 英名 …
-
-
散歩道 2025秋 縄張り確保したモズとジョウビタキ
目次1 縄張りを確保したモズ雌2 はやにえ作りに精を出す勝者雌モズ3 雄を追い払 …
