引地川の冬鳥が減少している?
大庭地区引地川流域における各種河川工事の影響
川底を浚ったり堆積土砂の撤去だけでなく、隣接する灌木帯や特に調整池ではおそらく全体の1/3の樹木(雑木)が伐採されてしまっているので冬の住処が無くなった冬鳥(アオジなど)が大庭周辺を捨てるのは理に適っている。調整池では植林はしないはずなので、5-6年は壊滅的な打撃となるのだろう。数年前には希有な冬鳥も楽しめたということではあるが、しばらくは絶望的な状況になるのだろう。いや災害対策という名目でさらに伐採もあり得る・・・
遠征止むなしということだろう。
河川敷にある灌木帯に餌を求める種族を追うのなら、引地川を遡及するか山間部をターゲットとすべきであり、別に落胆することは無い。
親水公園内を除けば、流域はコンクリート製の川と化し災害には強くなり、運動向きの散歩道となった。景観を楽しんだりや鳥見で賑わうということは薄れてしまったようだ。
カワセミは普段と変わらずコンクリート護岸で生息しているし、畑や田圃を利用できる種族はそんなには影響がないのかもしれない。冬鳥だけではなく、河川敷利用の留鳥は影響を受けている。ホオジロやカシラダカが散歩コースで見かけなくなるのは淋しいが、
民家の傍ら-ジョウビタキ-
ジョウビタキは居場所を求めて民家の玄関や庭先で元気に踊っている様な気がする。
市街地や雑木林ではヒヨドリや烏、ムクドリにセキレイといった現代っ子族、冬は群れで過ごすカラ類が大手を振るっていて入る余地は無い。大庭辺りは見限ってよいので、冬の住処を奪われた種族は少移動して生きながらえてほしいものだ。
地鳴きすら減って居所が難しいルリビタキ
雑木林一帯を市中に治めたのか(縄張り完成)ルリビタキは、目立つ場所は敬遠し地鳴きも控え目なので小生には居所が分からない。
運次第という状況になってしまって1時間待ったところで、チャンスがあるのだろうか。
木の実が食べ尽くされて否応なしでも地面に降りてくるのを待つしかないかぁ。
居所が難しくなってきたルリビタキ2022年12月某日(投稿以前)
遠征も考えてみよう。
関連過去Log:
森の散歩道 ヤマガラ まだ樹上
森の宿題 ルリビタキの探索
湘南の河津桜が咲く 2023年
森の散歩道 ノスリ立ち寄る
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森の散歩道 タレント忍者 エナガ
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湿地帯のホオジロ
2023元旦の朝
Sundayトライアルチャージとルリビタキ
取りあえずお祭りシーズンのピーク前に・・・ルリビタキ
2022年12月 引地川辺りの冬鳥
2022年11月 ジョウビタキと戯れる
2022年10月 ジョウビタキの渡り
2022.10月 地元の原っぱでノビタキと遭う
2022.09月 エゴノキのヤマガラ
餌運び 2022.5月 雑木林のコゲラ
営巣 2022.3月 雑木林のコゲラ
引地川のほとり モズの親子
支流のほとり ルリビタキ 2022年2月
雑木林の水たまり 初めての水浴び? ~シジュウカラ~
引地川のほとり 杜の水場 樹の凹み ~ヤマガラ~
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