湘南歩楽Log

@歩楽のデイリーLog 不定期ながらB級グルメやPC関連を記録してます♫

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森の宿題 ルリビタキの探索

   

山間部への憧れ

大昔に丹沢を歩いていた頃は、ピーク・ルートハントが目的だったので登山ルートに沿って汗をかくのが主眼であった。

年齢を重ねた現時点での気持ちとしては、蛭ヶ岳(雷滝~市原新道)ルートを例に取ると雷滝辺りで時間を食ってしまって、とても山頂にはたどり着けないだろう。

沢筋や連続する森で野鳥の声や姿を待つことになるのが必然なのだ。

効率だけを考えると、丹沢山系に入るよりも各種の林道を巡った方が早いし実績もあるのだろう。

入門の域を出ない小生の力量では、過去の実績情報や記録を頼りに撮影地巡りをするのが効率的であるのは間違いない。誰が考えても近道なんだと思う。執筆者の好意か自慢かは別にして撮影地の情報は意外に多いものだ。それを頼りに歩けば被写体には出逢えるチャンスは少なくないと思う。

SNS(小生は使用ないが)を丹念にチェックすれば、オジロビタキやサバクヒタキも追える時代である。

しかし、それをするためには結局それなりのカメラ機材が必要である。5軸手ぶれ補正や軽快なAF機能も普通に手に入れることができる状況ではある。が、それでは終わらない。

メーカーの思惑通りにカタログ写真となっていく。技術を語らず・カメラを語るようになり、鳥の習性を語らず・撮影情報を語る。小生にはどうもそこが性に合わない。

唯々マウントの呪縛に嫌悪感が強いだけなのかもしれない。

結局、○○林道へは行かずに蛭ヶ岳へのルートを歩くのが小生には合っているのか・・・世の中はコンビニ撮影に向けて進歩するしているはずであるが。

まあ、気楽に行こう。別にSnapshotの領域を出なくても困りはしないものだ。

*当面湘南エリアでの行動と記録、撮影地情報一切なし*

ヒタキ ターゲット2および3

昨年、散歩道で偶然耳にしたヒタキの地鳴きは当初空耳だと思っていた。落ち葉や枝が擦れた音を地鳴きと勘違いしたと。

ありふれた散歩道にヒタキが生息するはずがないとも思っていた。

ところが、ターゲット2の地鳴きはその後も続き、双眼鏡と目視での確認ができた。しかし証拠写真にまでは至らない。

年明け後はターゲット2の存在があやふやになり、別の区域でターゲット3の地鳴きと目視を確認したものの2日間姿を見せただけで音信不通となった。

ターゲット1はカメラマンと地元のウォーカーで雰囲気はあまり宜しくなく、暗い撮影地ということもあり敬遠気味となっている。カメラマンが引かないことには埒が明かないこともあるし、根本は小生の自由時間とヒタキの出没時間が合わないので撮りようがない。

ヒタキ待ちの刻 ちょっぴり臆病なシロハラ
ちょっぴり臆病なシロハラ 2023.01.09樹上の餌が取れなくなってきて、目の高さで観られるようになったシロハラ達。英語名:Pale Thrush

何にもしないから早く降りて来なよ。

2023.01.○○ ターゲット2のルリビタキ
2023.01.○○ ターゲット2のルリビタキ

ショート地鳴きが聞こえる
近づいてくる
付近で鳴いている

どこよ何処なのと焦る・・・

兎に角、記録として残せたことで安堵する。名もなき森の片隅にルリビタキが生息している。楽しい冬の散歩道だ。

これからも耳を澄まして森を歩こう。

 

西部域の公園 ヒタキ ターゲット4

遠征に向けて練習を兼ねて、西部域の公園へ通うようになった。練習というよりプチ遠征である。

この公園にはヒタキ情報が全くない。猛禽か赤い鳥、ツグミ系等狙い(全くの推定)のカメラマンは時々歩いてはいるが、何を待っているのかは聞かない。

地元の散歩道と同様に、地鳴きを探しながらテクテクと歩く。薮と森の境目で耳を澄ます。その繰り返しだ。

メインのルートを一巡した頃に、耳鳴りが聞こえたような・・・

2日目、3日目には目視で確認できた。何も暗い場所で出没しなくてもとは思うが、そういう習性なのであろう。全域を歩けば明るい場所にも出てくる個体との出会いの可能性はあるのかもしれない。先は長い・・・

 

距離のある場所にカシラダカの小グループが屯していた。ノンビリと長閑さを感じる心地よさである。

湿地帯のカシラダカ
湿地帯のカシラダカ 2023.01.08帰りがけに歩くそばの薮で。直ぐに逃げなくても・・・英語名:Rustic Bunting

公園 ターゲット4のルリビタキ 2023.01.○○
公園 ターゲット4のルリビタキ 2023.01.○○こちらは暗いエリアで取りあえず出てくれた。付近に餌がないのかワンチャンスしか表に出て来ない・・・

今後はかなり苦戦が予想される。やれやれと思うか・・・なにくそと思うか!

 

宿題は続く

空耳は実際には、ルリビタキのショート地鳴きであった。西部域の公園は別として、どうしてこの森に生息しているのかはやはり分からない。

数年単位で確認すべき案件だと思う。来年も再来年もルリビタキがこの地にやって来ること、それを確認したい。英語名:Red-flanked bluetail

同じ時間に行ってもヒタキに会えるわけではない。どこでもそういうことなんだろう。地元に拘るか、実績のある撮影地か、結論は出ない。

地元で拘るといっても、暗くてワンチャンスとなると小生には荷が重い。

冬の餌事情が問題を解決してくれるのかもしれない。諦めずに外へ行こう。

関連過去Log:

森の散歩道 ルリビタキ メスタイプ
小出川のほとり ノスリ
森の散歩道 ヤマガラ まだ樹上
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森の散歩道 ノスリ立ち寄る
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湿地帯のホオジロ
2023元旦の朝
引地川の冬鳥が減少している?
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取りあえずお祭りシーズンのピーク前に・・・ルリビタキ
2022年12月 引地川辺りの冬鳥
2022年11月 ジョウビタキと戯れる
2022年10月 ジョウビタキの渡り
2022.10月 地元の原っぱでノビタキと遭う
2022.09月 エゴノキのヤマガラ
餌運び 2022.5月 雑木林のコゲラ
営巣 2022.3月 雑木林のコゲラ
引地川のほとり モズの親子
支流のほとり ルリビタキ 2022年2月
雑木林の水たまり 初めての水浴び? ~シジュウカラ~
引地川のほとり 杜の水場 樹の凹み ~ヤマガラ~

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