引地川のほとり モズのカップル
季節の変わり目
立春という暦どおり、寒い日々が続くものの春の訪れを感じる。
街路樹の実に集まるヒヨドリの喧騒、梅はもちろんヒカンザクラや河津桜が綻び、羽虫の虫柱も立つ。
地元鳥見の楽園も陽気と共に幕が下ろされる。
遠征へと向かう気持ちが結局、地元に固執した様な結果となりそうだ。
遠征に行ったところで小生が垣間見られるのは地元とそれほど変わらないのではないのか・・・普段目にしない野鳥も20m-30mも先でしか確認できないのであれば、そんなに有り難みはない様な気がする。それならば6m先で観られるお鳥を探そう。
支流のほとり ルリビタキ 2023年1月下旬 その3
そういうことなのだ。
ただ隣の芝は途轍もなく青い。
モズは貴重な被写体
秋の縄張りを巡るモズの高鳴きは確かに気持ちが逸れることもあるのであるが、烏同士の牽制・合図やヒヨドリの集団化による喧騒ほどには気になるものではない。
むしろ居所が分かって追いやすい。何しろモズ同士は1対1が基本であり、多くても4個体がせめぎ合う程度で縄張りが確立すれば静かになる。そんな争いの中でも10mに近づけば、そそくさと逃げていくから可愛いものである。
この日は高鳴きはなく、二羽が寄り添っていた。英名:Bull-headed Shrike
引地川のほとり モズのカップル? 2023.01.28 その1
冬場のモズは5mまで寄れる個体も存在するので、楽しみが尽きない。ましてや昨年は雛巣立ちの一部を観察できたので、今年もできればチャレンジしてみたい。
もっともモズのカップルを見つけて、巣を探せるかどうかに掛かってくる。
引地川のほとり モズのカップル? 2023.01.28 その2
雄のディスプレイというより、両者が嘴で相手の体を触れているようだった。カップル成立なのかは不明であるが、春の準備が始まっている。
3月になれば只管散歩してフィールドを確認してみよう。春~初夏はモズ探しと遠征(夏鳥)で楽しむのだ。
関連過去Log:
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