湘南歩楽Log

@歩楽のデイリーLog 不定期ながらB級グルメやPC関連を記録してます♫

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PT2とx64 Windows11 24H2 26100.1742

   

x64 Release Preview版26100

Windows11 24H2からは「POPCNT」命令が起動条件となっているようで、2006/2007年以前のCPUではWindowsが利用できなくなる。

完全なる足切りである。何れこういった方法が本格・短期化されるのだろう。

Windows11 24H2 2024.0917CPU-Zを立ち上げて、CPUタブにある【Instructions】を確認し【SSE4.2】【SSE4a】という記述が確認できれば、「POPCNT」命令が利用できるということになり24H2へUpdateが出来るということになる。

【AMD】のCPUで確認すると
Athlon 64(Brisbane):6xx0+、5xx0+、4xx0+、3xx0+
Athlon X2(Brisbane):5xx0e、4xx0e、3xx0e、BE-2xx0

このクラス以前が起動不可となる模様だ。小生の場合Athlon X2は机の奥に転がっているが、すでにマザーボードがない。

逆に言うと【SSE4a】の対応があれば、AMDユーザーではWindows11がまだ利用できるということでもある。Update更新時にCPUチェックのプログラムで撥ねられるのは仕方がない。個人ユーザーなら、それを回避しても当然問題はない。しかしビジネスユーザーは某メーカーに逆らってはいけない。

24H2ではCopilot+ PC 機能の統合やWi-Fi 7のサポートといったマイナーチェンジが主体であり、LegercyPCユーザーにはほとんど関係がない。22H2のサポート終了という側面しかなく当然大幅なアーキテクチャの変動(AI機能がないからスルーされる)はないのである。(Windows12も然り。Copilotが世に出てしまえば、Windows10と変わらない)

24H2完成版はUpdate更新時にCPUチェックのプログラムも強化されるはずだと思われるため、その前の段階で24H2へUpdateしてしまおうというのが今回の行動である。動作させてしまえばCPUチェックにも掛からない?

現在x64 Windows11-PT2のBuildは22621.4169である。

試用ISOファイルは、UUP dump版  【Windows 11, version 24H2 (26100.1742) amd64】を使用した。

なお、この記事を校正中に、24H2は【月例セキュリティ更新プログラムの一部として、2024年10月8日に提供される】模様である。

Release Previewチャネル Windows11 24H2 26100.1742

物理マシンではRelease Previewチャネルへのユーザー登録はしていない。登録してWindows UpdateなんてしていたらPC情報は吸い取られて、余計な遮断プログラムなんかを送り込まれたりするから嫌なのだ。(単なる私見)

(ただしDL用途としてユーザー登録してあるRelease Previewチャネルアカウントは持ってる。)

堂々とオフラインUpdateすればいい。

既に【dll】変更対策が行われており、特定dll 2個の入れ替え方法ではsetup.exeがハングアップして落ちてしまった。もはやこの方法ではUpdateできない。

現在取れるインストール方法:

Release Previewチャネル版では以下の隠しオプション コマンドが未だ利用できた。(canaryチャンネル build 27686辺りから対策された模様)

管理者権限 CMD

ISOマウントドライブ:/setup.exe/product server

引継ぎインストールが前提である。

更新引継ぎインストール (setup.exe/product server)

更新引継ぎインストール (setup.exe/product server)LegercyPCだけあって、Updateに時間がかかる。

Windows Server インストールというのか?

Windows Server インストールというのか?だけでなくて追加のUpdate2ケも控えていて、更新を始めてしまうと2時間超を要する。

22621.4169→26100.1→26100.1591→26100.1742 * 部屋の温度が上がってしまう・・・自作x64PCマシンの末路かな。

真夏にやるような作業ではない。

*KB5041865とKB5043080

2024 年 8 月 27 日 — KB5041865 (OS ビルド 26100.1591)
2024 年 9 月 10 日 — KB5043080 (OS ビルド 26100.1742)

 

PT2とx64 Windows11 24H2 26100.1742

x86 Windows11-PT2現行機のマザーボードにはPCIスロットがあり、ライザーカードを使用しているわけではない。だから安定しているともいえる。しかしRaspi5-PT3機にはNVMe-PCIe変換アダプターを使用しているが安定している。(耐用年数は未知数)

よってアダプターの有無による不安定化については分からない。(ケースバイケース)

NVMe-PCIe変換アダプターはAli Expressで送料込み\400で購入でき、それでいて不安定さは感じない。Arm版Bookworm下であってもである。PT3があっけなくArm機で使用できてしまったので、

Ubuntu-PT3機同様に試用しているRaspi5-PT3機 first(HOMAJA AC4587, Made in Cn版)
Ubuntu-PT3機同様に試用しているRaspi5-PT3機スポンサーサイト
Amazon Raspberry pi 5 m.2 hat 関連

PT2の利用はPCIスロットのあるマザーボードの寿命次第で利用価値が下がる。

 

今後購入する機材ではx64の自作タイプ マザーボードは電力を喰うので、選択肢には入っていないし、Windows機路線だとCPU抱き合わせ販売の影響を受ける。最新のゲームをしない人間なので、現時点で欲しくもないCPUを買わされるのは堪ったものではない。

PT2を利用する方法は、PCIスロットのある基盤を用意せざるを得ずライザーカードもやや高価で不安定との報告がある。多くのバリエーションがあるわけでもないため、このライザーカードがネックとなるしx64環境自体が浪費環境のため選択肢から外さざるを得ない。

もちろん、N100・その後継チップ路線もあるのだが、儲けの薄い商売をあのメーカーが継続するわけでもないだろうし、抱き合わせ販売の筆頭という理由で採用はしない。取りあえず小生はARM路線へと舵を切った。

 

蛇足が多し。

 

とりあえずTVtestを動作させる分には不具合は見られない。上段の各Buildでもエラーは見られなかった。

PT2とx64 Windows11 24H2 26100.1742結果
PT2とx64 Windows11 24H2 26100.1742結果

加えて、チェックプログラムにも遭遇せず、このBuildを使用するにあたってPreviewチャネル未登録であったが認証も問題がない。肝心なWUもきちんと応答し警告らしきものも出てこない。

この方法だと、後戻りはバックアップシステムのリカバリ or クリーンインストールしかないわけであるが、どうやら24H2で動作しているようだ。

今の処、Previewチャネル非登録者であっても【SSE4a】対応であれば26100.1742に辿り着いた。型番も24H2とはなっているが、そのまま通過していくかどうかはわからない。

自己責任の範囲なので気になる場合(方々)は、24H2の完成版を待つか or ひたすらWUに頼ればいいはずだ。

こんな方法は嫌というのなら、抱き合わせ商法に則るしかないと思う。

 

来年夏季の対策

来年の夏の最作 対策は必要かな。

発熱量や電気代を鑑みて、x64 Ubuntu-PT3は退ける必要の有無を検討しよう。皇帝が始めた戦争は未だ収拾の兆しがない。

原油高、小麦高それに米騒動(店頭在庫がない、あっても価格が2倍)、円高傾向も弱いとあっては、節約するしかないだろう。

Web検索と記事の更新ならRaspi5-NVMe機で十分なわけで、x64 Windows11-PT2機をメインDesktopとする必要もなくなった。

それ以前にTVサーバー、ファイルサーバー、常時電源ONのNASもとっくに自宅では取り取り外した。利用したい時間だけ電源Onに切り替えている。

【動作しっぱなしでも消費電力は微々たるものなので気にしない】・・・ もはや、そんな時代ではないのである。

捨てるほど稼いでいる人を羨むことはないが、エンドユーザーでも臨機応変するのは当たり前だ。

 

 

実際のところ、AIブームとEV需要で実は世界中で電気を消費していく。これに加えて、異常気象が加わるのだ。資源高騰、洪水等によるインフラの崩壊、戦争が終わらずガソリン価格も安定しない。自作x64PCを使用していた時代が終わってしまった。AI機能掲載のPCなんて今直ぐに必要ではない。計画停電となった場合を想定すれば、自ずと見えてくる。

エンドユーザーはAIに接近する必要があるのかな? 多少の知識を持ったとしても、AIシステムによって職を失うことに変わりはないのだろうと思う。

 

24H2 26100.1742で1件エラーもどき

1箇所、有線LANアダプターが接続不能。(USB-LANアダプターの方は問題がない)

x86 Ubuntu-PT3機(samba設定)とx86 Windows-PT2は直結でLANケーブルで繋げている。もちろんBuild 22631.4169のときも何の問題もなかったし、Ubuntu-PT3機設定時よりエラーというかアクセス不能というのは初めてだ。

設定を見直すか、ケース内・マザーボードをチェックする必要がある。Lanアダプターの破損、LANケーブル破損 or Ubuntu機のセキュリティUpdate、Windows11 24H2側のセキュリティ強化・・・まだ原因をつかめない。

 

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追記:2024/09/27 24H2 ISOファイル入手先

UUP dump版ではなく、Windows 11 Release PreviewチャンネルのISOファイルは本家からダウンロードできる。

Windows Insider Preview Downloads へアクセス

https://www.microsoft.com/en-us/software-download/windowsinsiderpreviewiso

Release Preview ならBuild 26100.1050がリストに掲載されている。小生のBuildはWindows11 24H2 26100.1742にUpdateしてしまっているために、テストをしていない。【setup.exe/product server】オプションは使用できるはずである。

Release Preview Build 26100.1050のダウンロード
Release Preview Build 26100.1050のダウンロード

 

【KB5043145】の一般配布は行われておらず、Windows UpdateではCPUチェックが入ってUpdate対象とはなっていない。

 

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PT3とWindows11 build 22621.1413
PT3とWindows11 22621.963
PT3とWindows11 22H2 R Preview build 22621.317
PT3とWindows11 21H2 build 22000.282

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