Tips:【Ubuntu Server 22.04 LTS】時間指定による自動復帰:rtcwake

録画サーバ　動かしてるの？･･･

観もしない番組を録画しても意味があるんか･･･

意味はないけど、生きている実感。無駄こそ人生そのものである。

戦争犯罪者の皇帝も小生も、いずれこの世を去る。皇帝の遺骨は曝かれて永遠に晒され、小生の遺骨は人知れず湘南の海に沈む。

遺骨となっては、どちらもそれほどの違いは無い。

録画が楽しいわけではないけれど、オンデマンドというサブスクリプションサービスも楽しいわけではないだろう。観もしないのに契約しても意味がない。

兎に角、無駄は止めよう･･･少なくとも通電しっぱなしの録画サーバはもはや要らないだろう･･･使用しないPC・SBCは電源を落とそう。

x86の規格というのは世界を席巻したが、電力を食い過ぎる。Arm系規格へとシフトしていくのが世の習いではある。

それでも使用しない時には電源を切る。

番組表に合わせてOn-Offはできないがコマンドで自動起動させる

cronを使用してOn-Offするほど、観たい番組はない。だから21時～翌2時の時間帯に毎日入電とシャットダウンをさせるcron設定する必要はないだろう。

なら手動操作でも十分でしょう。（いやいや、電源投入忘れが意外に多い）

厄介なのは年2回の定期消防点検の度に停電が行われること。誰が電源投入する羽目になるのか･･･

どうやらそれは

時間指定の自動起動（wakeup）は【rtcwake】コマンド利用することで可能となるのである。（古いコマンドを今頃使用する）

【rtcwake】コマンド リファレンス 時間指定後

sudo rtcwake -m [モード] -s [復帰までの秒数]

-m off    #ACPI の状態 S5 (パワーオフ)
-m disk  #ACPI の状態 S4 (ディスクへのサスペンド)
-m mem #ACPI の状態 S3 (RAM へのサスペンド)

秒数換算が面倒だけど、記述は簡単！

1時間＝60×60（3600秒）

2時間45分＝9900秒
なら

$ sudo rtcwake -m off -s 9900

十分なテストを経て、運用する･･･

参考まで
開始時間を指定する場合：2023.04.28の21時にWake Upする記述

$ sudo rtcwake -m off -l -t $(date +%s -d "2023-04-28 21:00:00")

rtcwake –help　にて確認のこと･･･

-l ：ローカルタイム指定(UTC管理している場合は外す)
-t ：ウェイクアップ時刻を絶対時刻に設定する

dateコマンド内

+：+ で始まる書式で指定

%s：UNIX時刻

-d：日時指定

参照リファレンス等

RTCWAKE　：https://ysatoautonomous.github.io/jm-draft/man2html/util-linux/util-linux-2.34/draft/man8/rtcwake.8.html
date コマンド　：https://hydrocul.github.io/wiki/commands/date.html

数回試した結果、秒数換算は意外と面倒なこともあり、慣れてしまうと絶対時刻指定の方が便利･･･これは使える！

EpgTimerと違って番組表を利用してOn-Off（休止・復帰）は（小生には）できないけれど、（今更ながら）Ubuntu本体でタイマー予約と同じことはできる。

*epgstationではサスペンドでの運用がサポートされていない。また将来に向けてもサスペンド運用に対応するための変更が予定されていない。

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PT2とWindows11 22H2 build 22621.900
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