散歩道 2023年春 駆け引きするイソヒヨドリ
近郊での野鳥繁殖期
2023年度もエナガの巣を発見できなかった。
モズのカップルを追う余り森から離れているのだから尚更である。
巣材を運搬する野鳥を探せないのだから、自ずと目視のし易いモズに肩入れをしている。
そうこうする内に季節は進み近郊の野鳥は繁殖期に入った。
カラスの繁殖期がこうも早いのかが理解できないでいるが、シジュウカラやコゲラの巣探しを始めないと初夏の楽しみが無くなってしまう・・・
関心事の中心であるモズから目を離せないのだから仕方がない。
モズ待ち時間にはキジのカップルとコジュケイのミニグループも姿を見せるものだから、何だか落ち着かない。
寄りつかず離れずのイソヒヨドリ達
予定には無かったことであるが、イソヒヨドリ雌が駐輪場に戻ってきた。
雄の囀りで戻ってきたのか、冬の縄張りの延長として採餌できるからなのか。
散歩道 駐輪場のイソヒヨドリ カムバック 2023年4月上旬 その1
今更ながらのお復習い
イソヒヨドリ 英名:Blue Rock Thrush
ヒタキ科の鳥類
音色は大きく高らかで美声
かつては岩礁のある海岸線が主要な生息地であったが2000年代に入ると、東京や大阪のビル街で歌いだすようになる
カラス張りに節足動物から植物の種子そして生ゴミまで餌と出来る強力な雑食性
【都市鳥】としてはカラス、スズメ ヒヨドリ コゲラとイソヒヨドリとされる
駐輪場界隈でカップル化される見込みは少ないはずであるが、野原、森、人造建造物周りで繁殖する野鳥達を探すことになった。
散歩道 駐輪場のイソヒヨドリ カムバック 2023年4月上旬 その2
遠征を伴う夏鳥を追うというテーマも遠征地の事情を全く知らないため運試しに掛けるか、遅れている巣箱関連(今期は間に合わないはずだが)も早めに着手しておきたい。
そんな中でのイソヒヨドリの接近で何だか慌ただしい。
そもそも人造建造物周辺は人の目だらけである。橋梁ならまだしも、建物周辺ならイソヒヨドリ達よりも、小生自身が不審者となってしまう。
散歩道 駐輪場のイソヒヨドリ カムバック 2023年4月上旬 その3
かといって橋梁なら小生の撮影ポイントの外側なので、寄りつきはほぼ無理となり諦めるしかない。
カップル化するのかという点とカップルとなったとして一体何処で営巣するんだろう。
どちらにしても樹木では営巣しないはずだろうから営巣は必然的に近郊では人造建造物の隙間ということになる。工場建物の隙間、橋梁の隙間、長期不在者の庭先やベランダ、駐輪場の屋根内側・・・よく分からない。
して囀りで魅了できなのか雄は目立つ小高い場所を巡回するものの、雌は何だか逃げ回っている。
カップル化は全くの未知数である。
関連過去Log:
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2022年12月 引地川辺りの冬鳥
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