Windows10 21H1(build 19043.985)とPT2
目次
大型アップデートはちょっと心配
最近の録画事情
新作コンテンツが思うように作成されないものだから有料放送も再放送が主体で、見る必要・録る必要もかなり低下した感がある。繰り返される番組をうっちゃって、地元の図書館で小説の乱読と歌謡曲CDの拝聴に時間を割くようになった。
ビッグイベントであるオリンピックさえも国民的な心配を余所に、開催強硬路線で進んでいくが、ガラパゴス的な発想なのか諸外国の選手団が来日しなければ、ただの国民体育大会になることも予想され、私など既に興味を失った。せめて、ワクチン接種が一巡するまで延期を国外に声を発すべきであった。
政府には、オリンピックイベントよりも最優先にてワクチン接種をなりふり構わずに励行してほしいものだ。
そんな折、Windows Updateに21H1が降ってきた。PT3掲載の録画専用PCは1年以上出番がなくなって埃を被っており、わざわざ起動させてのWindowsの更新もかったるい。普段使いのPT2のPCは基本、毎日使用しているのでパーツの劣化以外のエラーは出ないはずであるが、わざわざアップデートしてトラブルになるのは避けたいのであるが、セキュリティの穴埋めはしっかりとしておきたい。
仮想マシンで21H1にしてみると
21H1は、Windows 10 の 12 番目のバージョンで 11 番目のメジャー アップデートなんだそうで、
この更新プログラムは、下記の新機能、バージョン 2004 および バージョン20H2 の累積的な更新プログラム が含まれる。
Windows Helloにおける、外部Webカメラのデフォルト設定のサポート
Windows Defender Application Guardにおける、ドキュメントを開く時間などのパフォーマンスが向上 など
マイナーバージョンのようで、多くの新機能は21H2に持ち越されるようなので、あえてUpdateの必要はないのかもしれない。マイナーなら、Updateしても問題ないかな・・・
仮想マシンにてUpdateしてみると、30分-40分時間を取られるものの特に不具合は出なかった。ハードは何にも入っていない仮想マシンなので当然であろう。この状態をスナップショットしておき、20H2に戻してみる。
【前のバージョンのWindows10に戻す】「開始する」ボタンを押す
すると告知メッセージが表示される。
純粋にテストなので、「その他の理由」事前バージョン復帰テスト としておけばいい。
さらに次へ進むと、
【知っておくべきこと】として
復元後は:
・一部のアプリとプログラムは再インストールが必要になります。
・最新ビルドのインストール後に設定に加えた変更は失われます。 と促される。
前ビルドに戻しても、仮想マシン上では問題の無い21H1版のスナップショットは(バックアップ)してあるから、何も心配は要らない。仮想マシンのお手軽さゆえである。
実際のところ21H1→20H2へのダウンbuildは、仮想マシンでは5分で終了する。物理マシンもWindows10を21H1にして、PTx環境に影響があるのなら、ダウンbuild するのはそれほど面倒はないだろう。
実機の21H1化
多機能のbuild Upなら神経質になるのだが、年2回のWindows Updateはデジタルライセンスとしては必須条件なので時間のある時に早く済ませておきたい。
21H1には特に不具合やエラー表示もなくすんなりとbuild Upが出来た。何かあってもPT2に連動するTVtestが動作すればいいだけであるが・・・
結果的には、
全く問題は無い。というか、更新の履歴からすると全くのマイナーバージョンそのものだ。20H2版をそのまま引きずっている。
その後の小まめな累積更新
21H1のビルドになってから、マイナーな更新が続く。
KB5003214 (OS ビルド 19041.1023、19042.1023、および 19043.1023) プレビュー
5/26更新(以下同様)
KB5003637 (OS ビルド 19041.1052、19042.1052、および 19043.1052) 6/9
KB4023057: 更新サービス コンポーネントWindows 10更新プログラム 6/11
KB5004476 (OS ビルド 19041.1055、19042.1055、および 19043.1055) 帯域外 6/13
と更新を繰り返して、build 19043.985 →build 19043.1055となっている。この小さな更新ではPT2環境には影響がない。
今後の録画機(PT2)の環境について
今後PT2に影響を与えずに、安全に年2回のbuild up はどのようにすればいいのだろう。そのための考察・・・記事を書いていたら、Windows11のリーク情報がWebsiteを駆け巡る。
Windows11関連情報は6/25に発表になるため、当面Windows10の年2回のbuild upに関して:
1.ESXi (vSphere)環境を作ってテストをする
2.PT2環境は物理マシン(host PC)をWindows7で運用し、メイン作業はGuest OS (Windows10 )を使用する
3.このままその都度、build upする
1.Esxi (vSphere)環境を作ってテストをする
自宅でファイルサーバーや録画サーバーを24hを稼働する必要もないし、半年ごとのBuildupのために別PCを用意・保管するほどの優先度が高くない。よって、ESXi や Linux系OSは不要。ましてや家族用の別PCを除けば保管スペースもない。
~無い物強請り~ VMware WorkstationにPCIカードのパススルー機能
VMware Workstationはサーバー機能は付いていないので、物理マシン(ホストPC)のPCIカードのパススルー機能が使えない。この機能が実装されるとGusetOSにPT環境を簡単に設定できるので、テストはしやすい。それでも24h動作させないとPC休止~録画復帰~録画~PC休止 動作は有効にならないのでは・・・
VMware WorkstationにPCIカードのパススルー機能がつくはずもないので、廃案である。
2.PT2環境は物理マシン(host PC)をWindows7で運用し、メイン作業はGuest OS (Windows10 )を使用する
サポート対象外となったWindows7なら、季節毎のUpdate更新もないためPT2の環境に全く問題が無い。最新のVirusソフトを入れて、web browserとメールクライアントを封印しておけば安定的にPT2環境を確保できるのはないだろうか。録画設定時刻によってPCのレジューム・休止状態の管理も維持できるし、仮想マシンのように非力ではなくパフォーマンスの低下もなくメイン作業も可能である。そもそもメイン作業はネットアクセスはしないから脆弱を付かれることはないと思うが、心配なら各種ポートを塞げば支障はないと思う。
まあ、PTx環境はWindows XPで運用している人も居るから、そのWindows7版というわけである。
3.このままその都度、build upする
メジャーアップデートの場合、PT2環境に影響が出た場合は困るしWindows10が終了するなら、さらなるアップデートは作業負担が大きすぎると思う。
Windows7環境(パターン2.)で維持する方が得策と考えるようになってきた。
ましてや、メジャーアップデートではなく新規格OSの変更やWindows11への課金(バージョンアップ料)ということなら、Windows7環境に固執したい。
関連過去Log:
PT2とWindows11 21H2 build 22000.318
PT2と更新インストール (Windows11 22000.194 on LegacyPC)
PT3とWindows11 (KB5005642)にエラー 0x80073712が表示される
PT3とWindows11 Dev build 22449.1000
なんで今頃BonDriverの初期化が出来ないんだよ!
マザーボード交換 PT2の運用復活
Tips:Windows11への準備 Windows10 32bit版を64bit版へ変更 (無償)
Tips:Windows11時代でも有効なWindows7をWindows10に負担なしでアップグレードする
Tips:Windows11 VMware仮想PC vTPMからソフトウェアレベルTPMに変更する
Tips:Windows11 【netplwiz】自動サインインの設定が表示されない場合の対応
Tips:Windows11の自動サインインの設定
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