湘南歩楽Log

@歩楽のデイリーLog 不定期ながらB級グルメやPC関連を記録してます♫

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散歩道 2023.11月のツグミとウソ

   

今のところは暦通り

長くて暑かった夏の影響がないのか身近な冬鳥は暦通り、散歩道に姿を現している。

ノビタキは疾うに去ってしまい、10月下旬にはジョウビタキ、11月初旬にはツグミがちらほらとするようになった。シロハラの地鳴きも聞こえてくる。

雄ジョウビタキは既に小生を楽しませてくれている。おそらく去年と同じ個体であろう。

今回は支流のほとりで雌ジョウビタキを狙ったのであるが、カメラを準備しているとサッサと何処かへ行ってしまった。待機したものの待ちぼうけとなり、ヒヨドリの喧騒を嫌って帰宅しようとした。

野ブドウとツグミ

ピラカンサの実の前で雌ジョウビタキを待っていても、付近にはヒヨドリが野ブドウを漁りに縄張りを主張しているようで騒がしい。

野ブドウはやや実が大きすぎるのか・旨くないのかジョウビタキは食せず、集まるのはオナガ、ヒヨドリ、カワラヒワぐらいだろうか。結局ヒヨドリがメインとなるのであるが、それでいてあまり人前は苦手のようで食せずに行ったり来たりと騒ぐだけである。

帰宅しようと小生も注意散漫となっていたのか確認が遅れる。ヒヨドリに混じってツグミ(Dusky Thrush)も野ブドウにやって来ていた。

慌ててカメラを向ける・・・

2023年11月中旬 野ブドウとツグミ その1
2023年11月中旬 野ブドウとツグミ その1ヒヨドリは意外にもフライイングキャッチが出来るのであるが、ツグミは出来ないらしい。

 

蔓に捉まりながら羽をばたつかせながら姿勢を保っているが、そうすると熟れた野ブドウが蔓から溢れていく。

 

2023年11月中旬 野ブドウとツグミ その2
2023年11月中旬 野ブドウとツグミ その2何とかファインダーに入った。

蔓先が細く葉被りが残念!

鉱物色の野ブドウは美味くないだろうと思うのだが・・・

 

2023年11月中旬 野ブドウとツグミ その3
2023年11月中旬 野ブドウとツグミ その3

カメラを右側へ少し移動したら、こちらが丸見えとなって採食を止めてしまった。

既に満腹になったか・・・

 

食休みをするために近所の立木でしばらく留まっていたが、元の野ブドウには戻ってこずに自分のテリトリーへと帰っていった。

ヒヨドリも小生を嫌ってか、次の補給場所へといつしか姿を消す。残念ながら雌ジョウビタキはこの水回りでは、今年縄張りを主張しないようである。

散歩道にウソ

水辺の雌ジョウビタキを諦めて、森の広場へ雌ジョウビタキを求めて歩を進める。メインはヤマガラの確認であるが、厳冬期でもないのでなかなか地面に降りてこない。

赤い実が少ないエリアではあるが、たまに此処にも雌ジョウビタキがやって来る。ジョウビタキを待つこと小一時間、何だかピンク色のシジュウカラが目に止まる。

ファインダーに入らない・・・そそくさと梢から離れていく。それで地面に降りて、草の種や穂を食べてる。

2023年11月中旬 散歩道のウソ
2023年11月中旬 散歩道のウソウソ単体、群れは居ない。

もう少し近づこうとしたら、ああっ

別の散策者がやって来てしまって広場から森の中へ移動してしまった。

かなり心残りである。

 

ウソ (Eurasian Bullfinch)

スズメ目アトリ科ウソ属

生態・生息環境

漂鳥・冬鳥として全国の平地から高山地帯、針葉樹林、落葉広葉樹林、針広混交林、草地などに生息する。

特徴

全長16cmほど

繁殖期には見かけないが、冬季では低地に降りてくる。早春にはウメやモモ、サクラ等の花芽を食すため、市街地や公園でも散見できる。

習性

本州中部以北の亜高山帯の針葉樹林で繁殖、5~7月に針葉樹の枝の上に枯れ枝などを使って椀形の巣を作る。非繁殖期には低地の林にも生息するし、非繁殖期は10羽ほどの小集団の群れを形成する。

食性は、木の芽や実、昆虫、果実など(春に木の実や芽、繁殖期に昆虫のガの幼虫やクモ、秋ではナナカマド等の果実)

 

低地の湘南地区では目撃情報が少ないので何処に行けば会えるのかが不明で、特定の公園に出没するということもない。もちろん林道や丹沢・箱根方面へ出向けばヒット出来るのかもしれないが、どうも地元では居所が曖昧である。

翌日同時刻に出向いてみても、再度拝めることは出来なかった。普段からこの地に生息しているのか、偶々休憩に寄ったのか、よく分からない。

今まで見過ごしていたのか、それとも再訪してくれるのか、混群の通過が頼りの散歩道であるからそれはそれでウソは大歓迎である。

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