湘南歩楽Log

@歩楽のデイリーLog 不定期ながらB級グルメやPC関連を記録してます♫

*

Raspi5-16GB機 初期動作テスト終了、そしてBVM

   

Raspberry pi 5 16GB 初期動作確認終了

購入したRaspi5 16GB版について返品等の必要がないと判断した。最終判定はBVMによるメモリー消費(14GB)と82℃を超えるCPU温度表示のまま20分は耐えてBookworm Desktopを維持した点を踏まえたものである。返品対応に備えて敢えてヒートシンク+Cooling Fanは付けていなかった。Cooling Fanを取り付けるプッシュピンは使い捨てであるため、予備のプッシュピンを所有していないことや取り外し作業が面倒に思えたことが一因。Webブラウザの多数立ち上げでも、2Kビデオ再生(tsファイル)でも温度表示が60℃を超えることもなかったためでもある。

各種ベンチマークでの負荷テストも小生がハードウェアフリークではないためテスト結果にほとんど興味が沸かないというのが本音だし、購入したものは壊れるまで使用するというのが小生のスタイルと思っている。

さて、組み立て直し・・・まずはヒートシンク+Cooling Fanの選定である。

どちらが良いか

予備のヒートシンク+Cooling Fanは2組ある。Fanは同じ形式、違いは銅製かアルミ製の違いである。

どちらがより冷えるか・・・テスターや温度検知softwareなんか使わない。指先に集中する!

Raspi5-NVMe機を冷やすには
Raspi5-NVMe機を冷やすには

なんだ、純正(設置済品)が一番冷たく感じる。二者(量産品)ではアルミの方が冷たく感じた。それに従う。

銅は何だか暖かく感じたのだが・・・

予備(追加分)のヒートシンクは財団純正品を購入しよう。

取り付け前のRaspi5-NVMe16GBの基盤取り付け前のRaspi5-NVMe16GBの基盤

基板表面は見納めというか、隠れてしまう。このまま使用するのは酷だろう。

基盤の写りは好きなんだけど。

ヒートシンクはケチってはいけないと悟ったヒートシンクはケチってはいけないと悟った

Fanはケチってもいい(回ればいい)がヒートシンクは素材が重要と理解した。Fanはそれこそ消耗品、ヒートシンクは劣化もしないだろう。また銅だから冷えるとは限らない気がした。素材と表面積なので、よりよく冷やすには財団純正品相当+もっと高さが欲しい気もする。

丈の短いシンクだが、冷えなければ追加検討かな。

SSD放熱対策

Gen2.0なのに触れないぐらい熱くなったSSD、70℃を超えてはいないと思うけど今後はきちんと対応しておこう。

サーマルスロットリングが作動するほど高温にはなっていないはずであるが、60℃は超えていたのかな。確かShotcutでの動画ファイルエンコード書き出し作業でもCPU温度表示は70℃、それでもSSDは手で触れていたので今までは放熱対策を労する必要がなかった。

仮にBVD版Windows11を頻繁に使うようになるのであれば、それはもう放熱対策はしておく必要を感じている。

そこはなぜか困らない。

SSDの放熱対策備品は必需品ではなかったものの、AliexpressのChoice商品で送料無料金額価格への充当品として冷却備品を選択している場合が多く、引き出しを開けると未開封の備品が出てくるからだ。

Dual M.2 hatがWaveshare 27710であるため、ヒートシンクのバックルをネジ止めすることができないため、まずはヒートシンクのちょい載せを試してみる。

いつの間にか増えてしまった冷却備品 ヒートシンク(プレート銅) いつの間にか増えてしまった冷却備品 ヒートシンク(プレート銅)

ネジ止めできないためSSDの裏側には付けられないので、その分の補いを大型のヒートシンクをちょい載せしてみる。

サーマルパッドを挟むか挟まないかはちょっと未定。粘着タイプのサーマルパッドも手元にないのでちょい載せしか方法がないような気もしている。

Gen2.0なのにそんなものをつける必要があるのか?大型ヒートシンクGen2.0なのにそんなものをつける必要があるのか?大型ヒートシンク

銅製のヒートシンクとサーマルパッド量産品群は使い道があるとは思っていたが、送料代=冷却備品という構図で送料代の代わりに購入していたこの大型ヒートシンクをまさか利用する機会が来るとは思っていなかった。Gen4.0動作に合わせて必要とは考えたのだが、SSDはともかくGen4.0対応分のSBC本体はまだ販売さえされていないのだから。

小生は何でもかんでも温度を計測して1℃温度を下げれば気が済むという気質ではない。触ってなんぼの世界、熱暴走でハングアップした時に交換を検討すればいいのだし、Desktopでの温度表示で十分なのではないかと・・・だからちょい載せでも構わない。BVMを経由した2k動画編集ファイル書き出し時にどの程度発熱するかにより、現状維持かより小さなヒートシンクに取り替えるかを判定すればいいと考えよう。

ヒートシンク等標準装備となったRaspi5-16GB-NVMe機

熱暴走と騒いだのであるが、ノー ヒートシンクで仮想環境は無理でしょう・・・

それこそ量産タイプのヒートシンク+Cooling Fanを装備するだけでも冷却効果が伺えた。多重起動のブラウザ-ネット検索作業ではCPU温度表示は45℃前後、BVM ARM Windows11におけるWindows Update作業も55℃未満となっており、 未だ設置後のCooling Fanが動作するということはなかった。

CPU周りの基盤を冷却するとSSDの高温も連動するかのように下がってきており、そういうものかなという印象である。大型ヒートシンク不要となれば1/5程度のヒートシンクを載っけてもいい。

他2台のRaspi5もヒートシンク+Cooling Fanは既装備他2台のRaspi5もヒートシンク+Cooling Fanは既装備

 

ヒートシンク+Cooling Fanの装着でBVMの取り扱いも普通に作業をこなす温度表示になった。いいぞ。

後はWindows Software群のインストールを進めればArm版Windows11の挙動の確認がやっとできるようになる。とりあえず安心というところだ。

仮想Windows11機のインストール作業はすべてBVMが担当してくれる。どの程度Windows11 Software群が稼働可能なのか、小生の興味はそれに尽きる。

 

BVM Windows11Arm機はBuild 26100.3323へ

BVMが構築した仮想Windows11はしっかり稼働する。今後はArm版Windows11 Software系守備範囲を明確にさせたい。MS製のアクセサリ系Software群やMSサービス(OneDrive等)はほぼ使用しない。どの程度x86・x64系のSoftwareが動作するのか・・・これからしばらくはその作業である。

BVM版Windows11Arm機はライセンス認証済BVM版Windows11Arm機はライセンス認証済

とここで、自分自身に言い聞かせる。x64版実機は今後増やさない方針であった、だからx64版実機に載るOSもそれに合わせて使用できなくなる。過去の実機は仮想PC版としてバックアップしておく。x64Ubuntu-PT3機だけは動作しなくなるまで維持するわけだから、Linux版VMwareでx64版仮想PCが動作(テスト未定)するなら稼働させる場合もあるだろう。動作しないのなら廃棄すればいいだけだ。あるいは将来ARM系OSでx64版仮想PCが動作可能という時代が来る場合もあるだろう。それも実は期待している。

Bookwormユーザーである小生がARM版とはいえWindows11をまた取り扱うことになるので、改めて振り返ってなんだか落ち着かなくなったのである。

結局Windowsかよと自分を詰る・・・それもいいだろう。

過去から現在そして将来、自分に必要なSoftwareは何であるかを確認しようと思う。NativeなARMが理想だとしてもBookwormで動作しないと話にならないわけで、動作テストやコンパイルで動作しない場合は初めからBVM仮想Windowsで動作するなら、吝かではない。

 

仮想Arm版Windows11のWUでもCPU温度表示は50℃程度仮想Arm版Windows11のWUでもCPU温度表示は50℃程度

 

将来使用したかったDaVinci Resolve19 ArmWindows版は現況、GPUドライバーが組み込まれていないため動作できないと表示される。インストールは完了するもBVMのドGPUライバー実装待ちとなって、動作はしていない。

DaVinci Resolve19はBVM GPUドライバー待ちDaVinci Resolve19はBVM GPUドライバー待ち

それとああ、Window Updateがもっと手軽にできないものなのか。

それはARM版でも変わらない。新機能云々よりもLinux並のUpdateを希求したい。

 

しかしBookwormでもKernelをUpdateしてしまうとPT3ドライバーが外されてしまうので最新版に拘る必要はないし、それは自分で決めればいい。どっちもどっちか・・・

 

BVM版Windows11Arm機はBuild 26100.3323へUpdateBVM版Windows11Arm機はBuild 26100.3323へUpdate

 

BVMのUpdateに望むこと:

・GPUドライバーの実装

まずはこれを検討して惜しい。

おっと、なになに・・・BVMがVer Upされたのかいつの間にかUSBパススルー等のUIが装備されている。

BVM 新ユーザーインターフェイスBVM 新ユーザーインターフェイス

更新が早くて、小生の理解が追いつかない・・・

 

Thank You To Botspot Effort

私は深くQEMUやKVMを理解はしていません。しかしあなたが作成したBVMは知識の有無を問わず簡単操作でWindows11環境を整えてくれます。私は厄介なInstall作業から開放されてWindows アプリケーションの動作確認作業だけを実行するだけで済みます。もしかしたらWineは不要とすら思えてきます。引き続きgithub情報はチェックします。

今後一層のご活躍をお祈りいたしております。

I don’t have a deep understanding of QEMU or KVM. However, the BVM you created allows me to easily set up a Windows 11 environment regardless of my knowledge. I am freed from the troublesome installation process and only need to perform the operation check of Windows applications. I am starting to think that Wine may not even be necessary.

I will continue to check the github information.

I wish you continued success in the future.

 

スポンサーサイト
amazon タイムセール    amazon Raspberry pi 5 m.2 hat  amazon 大谷翔平

関連過去Log:Raspberry Pi 5関連

Raspberry Pi 5B 16GB (SC1113)でもPT3Raspberry Pi 5B 16GB (SC1113)でもPT3動作可能

***************************************************************
BVM Arm版Windows11の立ち位置
Windows 11 Arm BVM on a Raspberry pi 5 16GB Desktop機
Raspi-CM5 にも16PIN PCIe が付く傾向になるのか
Raspi5-PT3機 Kernelのpagesizeに纏わる設定
Raspi5 PCIe 3.0 Hubがあるのなら・・・
Raspi5 hat MPS2280Bi Gen3.0モード対応?販売中
Raspberry Pi 5-PT3機はNVMe仕様へ模索中
Raspi5-PT3機 Mirakurun(3.9.0-rc.4) の補正 BS03_1,BS15_2 対策
Raspberry Pi 5 32GB版は出る?
前言撤回 Raspberry Pi CM5 16GB版を発注する
Raspberry pi 5でもMoo0 動画カッター 1.17を利用する
Raspberry pi 5にSATAライザーカードを追加してみる
Raspberry pi :現況のCM5+I/Oボードなら購入保留?
Raspberry pi 5 UpdateしたらKodi 20.5.0が不具合う
Raspi5-NVMe Kodiのキーボード・ショートカットを覚える
Raspi5-PT3 Kodiでもリアルタイム視聴
Raspberry pi 5:デュアルモニターにする
Raspberry pi 5 : Window Maneger 【labwc】への切替
Raspberry pi 5とWaveshare 27710 PCIe To 2-Ch M.2 Adapter (B)
Raspberry pi 5:Flatpak版Shotcutを使う
Raspberry pi 5 Flatpak環境を試す
raspberry pi 5 m.2拡張ボード MPS2.5G
Raspi5-NVMe機 2024.09 最新Security update
Bookworm RaspberryPi5: CTRLキーとCaps Lockの入替
raspberry pi 5とMcuzone MPS2280D M.2hat
Raspberry Pi 5:有線イヤホンを使用する
PSEマーク Raspberry Pi5 電源アダプター
Raspberry Pi 5:Doom3で遊ぶ
Raspi5にClamtk 6.18をインストール
Raspi5にapp store Pi-Apps を入れる
raspberry pi 5 m.2拡張ボード hat関連
Raspi5-PT3機のシステムバックアップ
Raspberry Pi 5 公式hatが発表って?
Raspi5-PT3 VLCプレーヤーでのリアルタイム視聴
PT3とRaspberry Pi 5 (Debian Bookworm)

Digikeyで購入したRaspberry Pi 5 16GB (SC1113) Digikeyで購入したRaspberry Pi 5 16GB (SC1113)

 

関連過去Log:x64 Ubuntu関連

Linux 5.15.0-130-generic #140-Ubuntu SMP Wed Dec 18 17:59:53 UTC 2024 x86_64
Ubuntu22.04LTSのClamTK6.15をUpgradeする
Tips:【Ubuntu Server 22.04 LTS】とWine8.0
Tips:【Ubuntu Server 22.04 LTS】CDリッピングとCDDB
Tips: Ubuntu 22.04 +PT3 時間指定による自動(復帰)起動:at+rtcwake
Tips:【Ubuntu Server 22.04 LTS】時間指定による自動復帰:rtcwake
Tips:【Ubuntu Server 22.04 LTS】Thunderbirdをアンインストールする
Tips:【Ubuntu Server 22.04】有線Lan接続「管理対象外」表示を修正する
Legacyハード-マザーボード~交換装填が完了~起動の確認と内部データの取り出しは繰り延べ中
Tips:Ubuntu22.04LTS CtrlとCapsLockキーの入替
Tips:Ubuntu22.04LTS テキストファイルを簡単にroot編集する
Tips:Ubuntu22.04LTS lvmの拡張をする
Tips:Ubuntu22.04LTSにClamTK6.14をインストールする
Tips:フォルダ共有 Ubuntu22.04 LTSとWindows11
Tips:新たなデスクトップを用意する Ubuntu Desktop 20.04.3 LTS

関連過去Log:aarch64 Windows11

仮想24H2 build 26100.3323試用中
仮想24H2 build 26100.1742テスト開始(ライセンス認証済)

Arm64 CrystalMark 1.0.2Retero Aoi版Arm64 CrystalMark 1.0.2Retero Aoi版

関連過去Log:PT3

x86(x64)環境の終焉に向けて・・・
Debian12 (bookworm)+Docker(20.10.24+dfsg1)+mirakurun(3.9.0-rc.4) + EPGStation(v2.10.0)
をトライ(microSDカード版)・(M.2 Dual hat 版)
Debian12 (bookworm)+Docker(20.10.24)+mirakurun(3.9.0-rc.4) + EPGStation(v2.7.3)で試用中
(Buffalo RUF3-K256GA版)
x64 Ubuntu 22.4 LTS+Docker (24.0.7)+mirakurun(3.9.0-rc.2) + EPGStation(v2.10.0)で運用中
祝!大谷翔平 ワールドチャンピオン
PT3と翔平さん祭り 51-51
PT3とWindows11 build 25967.1000
メモ:物理PC x64 Ubuntu22.04 LTSにPT3環境を設定してみる
PT3とWindows11 build 22621.1413
PT3とWindows11 22621.963
PT3とWindows11 22H2 R Preview build 22621.317
PT3とWindows11 21H2 build 22000.282

関連過去Log:x64 PT2 Buildは現在26100.3194

Main Desktopから降格、予備機。カメラからの動画の取込み・Music Center (Ver.2.6.0)でのCDリッピング用途、
Raspi5機−不具合時の臨時PCとして。
PT2とx64 Windows11 24H2 26100.2161
PT2とx64 Windows11 24H2 26100.2033
PT2とWindows11 build 22631.2715
PT2とWindows11 23H2 build 22631.2506
PT2とWindows11 22H2 build 22621.900
検証:PT2と先行RTM候補 Windows11 22H2 build 22621.382
PT2とbuild 22000.832
なんで今頃BonDriverの初期化が出来ないんだよ!
Windows Updateは3〜6ヶ月に1度のペースで行う予定。

関連過去Log:x64 Windows関連

リソース・電力の非効率により、x64-Windows機は予備機とした。
公式版 Windows11 24H2 Downloadを入手する
Tips:Windows Updateが止められないのでコマンド対応する-Tiny11
メモ:Tiny11builderを使ってみた
メモ:Tiny11 b1をアクティブにしてみた
Tips:デバイスのセットアップに関する通知をオフにする 22H2
レビュー VMware WorkStation 17.0でWin22H2をクリーンインストール
Tips:今さらながらTVtest ver.0.10をTSファイル再生のメインに据える
Tips:フィッシングに対する保護
メモ:Windows 11 2022 UpdateとVM仮想PC 22000.978

 - パソコン , , , , , ,

 

320

320

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  関連記事

PT2とWindows11 build 22621.1555

目次1 月例更新KB5025239のUpdate2 PT2掲載機(Legacy) …

Upgrade後からは表示されるようになったライセンス表示
いつまで使える Insider Program Ver.1703

ライセンス認証の誘い Insider Program デスクトップにライセンス認 …

raspberry pi 5 m.2拡張ボード hat関連

目次1 Ali ExpressからM2.hatが到着1.0.0.0.1 Hard …

Raspi5-PT3機のシステムバックアップ

目次1 Raspi5-PT3機 USBメモリ起動ディスクのバックアップ2 bal …

Windows10 21H1(build 19043.985)とPT2

目次1 大型アップデートはちょっと心配2 仮想マシンで21H1にしてみると3 実 …

PT3とWindows11 Dev build 22533.1001

目次1 地道なDev版のUpdate2 PT3掲載機(Legacy)とWindo …

2018 ローカルガイドの特典 Google One 2TB ストレージ

目次1 嬉しい特典2 新サービス Google One3 Google One3 …

Windows8.0⇒10にする時、ドライバーはそのまま踏襲
Windows10 PT3 新ドライバー PT3-Driver-400.exe

目次1 Windows10 Build 10547でPT3-Driver-400 …

Windows 10 Insider Preview Build 10159 Update

目次1 RTMはまだか2 Build 101303 とりあえず動くもの RTMは …

KB3081444  累積的な更新
Windows10 KB3081444 累積的な更新とPT2

KB3081441 KB3081444 累積的な更新 累積的な更新な更新が続く。 …