Tips:【Ubuntu Server 22.04 LTS】mp3の文字化け修正とリッピング

2025/12/12

1 Windowsのシステムロケールを変更しても解決しない･･･
2 Ubuntuで文字化けしたファイル名を都度変更する
- - - 2.0.0.1 先ずは文字化けファイルの変更･･･Flatpak版 EasyTag 2.4.3
    - 2.0.0.2 Windows(Build 22621.1778)側でShift-JISからUTF-8に変更･･･ID3Uni
3 今後はUbuntuでリッピング･･･
- - - 3.0.0.1 Ubuntu リッピングソフトウェア･･･Flatpak版 Asunder CD Ripper ver.2.9.7
4 文字化けは各種変換ソフトウェアが存在するため心配しなくてよい。一番の問題･･･
5 関連過去Log：x64 Ubuntu関連
6 関連過去Log：BVM版 aarch64 Windows11
7 関連過去Log：PT3
8 関連過去Log：PT2 x64 Ubuntu
9 関連過去Log：PT2 x64 Windows（取りやめ）
10 関連過去Log：Raspberry Pi 5 Hard関連
11 関連過去Log：Raspberry Pi 5 Software関連

Windowsのシステムロケールを変更しても解決しない･･･

WindowsからUbuntuへメインデスクトップを変更するにあたって大昔から横たわっている案件に、mp3の文字化け問題がある。

Windowsについてはシステムロケールを変更すれば解決･･･というわけにもいかないようだ。

2019年のWindows10 Ver1903辺りから仕様変更されてUTF-8が使用可能とされるようになったが、過去のSoftware（サポート終了版）ではシステム上Shift-JISのままで変更できない為、WindowsのシステムロケールをShift-JISからUTF-8に変更したところで、過去版Softwareは逆にインターフェース等が文字化けになってしまうということが起こる。

管理上はShift-JIS版のSoftware群を集めてWindows仮想PC（Shift-JIS版）に押し込めてしまうのが一番簡単なのではないかと思う。物理PCのデスクトップのシステムロケールはUTF-8に統一して･･･あれ　EpgTimerはShift-JIS版ではなかったのかな･･･Windows Media Player従来版もロケールは変更できないだろうし･･･

結局モグラ叩きじゃん。ちょっとWindowsのシステムロケールを変更すると、かえって遣り辛くなる。Windowsはそのまま使用するのが吉なのだろう。

結局単純にWindowsベースで作られたファイル群（この記事ではmp3）の文字化けを取りあえず片付けることにする。それで当面の問題は解決しそうだ。

Ubuntuで文字化けしたファイル名を都度変更する

Windowsでリッピングしたmp3をUbuntuで再生（VLC media player等）する場合、各所で文字コードがばらついている。

どうして同一アルバム曲なのに文字コードが違うのか･･･

自分で書き換えてしまったのか･･･

Windowsがメインデスクトップの時代は、音楽ファイルの文字コードなんて意識なんてしない。聴力を酷使する歩きイヤホンはしないため、Androidへのコピーもしてこなかった。

いざ確認しみると、リッピングソフトの影響なのか利用CDDB自体のファイルが混在しているのかは小生にはちっとも分からないが、ファイル名は文字コードがバラバラである。

意外にもUTF-8もあり、ISO-2022JP、当然Shift-JISも盛りだくさんである。PCだけの保存ファイルだけでもこうなので、一般的にはAndroidやiPhone、各音楽プレーヤーに至っては大変な管理が必要になるみたい･･･これに世界各国の文字コードが絡んでくると叫びたくなる。

状況は兎も角、文字化け修正のソフトウェアは無限にあるので好みのタイプを選択すれば足りる･･･

先ずは文字化けファイルの変更･･･Flatpak版 EasyTag 2.4.3

最新版を使うかどうかはEasyTagの利用者なら即断できるだろうが、今回初回となれば慎重にUbuntu【Software】に記載されたFlatahub（Flatpak）版を利用した。

出所の分からない、誰もチェックをしていないソフトウェアは心配なのでそれならFlatpak版という選考基準（ちっとも正しくないが）なのである。

Ubuntu【Software】のインストールボタンを押すだけ　（最新版やコマンドライン派は端末で）
インターフェースは日本語と英語の混合　（別段UIが文字化けしないのであればOK）
Musicディレクトリを勝手に検索する　（サブディレクトリのチェックオフ）
広告等の表示は出ない　（今のところ･･･）
操作は簡単　（目的は文字化けだけを修正すればいい、多機能な側面があると思われるが･･･）
ファイルを選択して強制保存し実行するだけ　（目的は文字化けだけを修正すればいい、多機能な側面があると思われるが･･･）

Windows(Build 22621.1778)側でShift-JISからUTF-8に変更･･･ID3Uni

使用ソフトウェア：ID3Uni ver 0.9.1b4 (ID3Uni_20090212.zip) https://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/art/se318387.html

更新の必要もないのか古いバージョンであるが、必要十分な機能である。

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今後はUbuntuでリッピング･･･

2020年3月末で音楽CDのメタ情報を提供するCDDBサーバー【freeDB.org】が終了してしまい、ユーザー登録が不要なCDDBは残り僅か･･･一択になっているようである。【freeDB.org】系のfreedbtest.dyndns.org

確かにfreedbtest.dyndns.orgも情報は更新されているのだろうが、永続的には限界がある。いずれサービス終了ということに･･･

例えばユーザー登録が必要なMusicBrainz（https://musicbrainz.org）は、それこそ音楽に精通したSong Writerの集まりであって一般向けではない（目的が違う）。市販されているタイトルを網羅していれば十分なのである。

小生の場合利用できるCDDBは上記のfreedbtest.dyndns.orgと「マイクロソフト社のデータベース」のみであるが、そのうちMSのCDDBは詳細が公開されていなし他のアプリでは使用できない。

*iTunes系アプリを利用しない為「gracenote社のCDDB」も使用しない。

*「マイクロソフト社のデータベース」もamgなのかgracenote社のデータ利用に変更されているのか全然不明･･･。

であるなら情報量としてはfreedbtest.dyndns.org＜gracenote or MS　ということになる。

CDDBに掲載されていないタイトルの場合は、単純に他のplayerソフトウェアを使用せずにリッピングはWindows Media Player従来版で行い、その都度ファイル名をUTF-8にWindows上で修正するのが一番簡単で手慣れた手段になる。「gracenote社のCDDB」を利用した有償ソフトウェアでもいいのであるが、そこまで費用を浪費することも無かろう。

Ubuntu リッピングソフトウェア･･･Flatpak版 Asunder CD Ripper ver.2.9.7

Flatpak版 Asunder CD Ripper2.9.7

Ubuntu【Software】のインストールボタンを押すだけのインストール。インターフェースは日本語化されている。

設定により【freedbtest.dyndns.org】のCDDBを指定する。

文字化けは各種変換ソフトウェアが存在するため心配しなくてよい。一番の問題･･･

リッピングの文字化けはWindowsとUbuntuを両使いする場合、今後はUbuntuでリッピングしておけば問題は出て来ないはずである。

既存の音楽ファイルは都度変更していけばそれで問題ない。

現時点の問題点はリッピング愛好者にはCDDBの選択肢がほとんど無いということ。

小生はアップル製品を使用しないため、アップル製品に付随する「gracenote社のCDDB」を利用できない。自由・無償・未登録で使用できるのはfreedbtest.dyndns.orgと「マイクロソフト社のデータベース」の2件である。

「マイクロソフト社のデータベース」を利用できるのは取りあえずWMP従来版のみであるものの、freedbtest.dyndns.orgでDBに該当が無いタイトルでもMSのDBなら該当があるものだから、WMPは手放せない。

リッピングソフトウェアも豊富にあるが、CDDBが【freeDB.org】固定で変更できなければ今となっては使用はできない。またWMPの癖やリッピング能力を特に低いとは感じてはないのであるが、嫌っている人は多い。小生は、記載の通りユーザー数が多く、データ数も豊富なため手放せない。

最近のリッピングでfreedbtest.dyndns.orgに該当なしとされたタイトル

ミュージシャン	タイトル
小曽根啓	Unison (feat. 小曽根真)
Various Artists	What’s Up Greatest Hits 2021-2022 [Disc 1]
Various Artists	What’s Up Greatest Hits 2021-2022 [Disc 2]
MARIERIKA	映画音楽に恋して～風の吹く先に～

***

音楽はサブスクリプションサービスという時代である･･･今時CDリッピング需要があるとは思えないが小生はリッピングを日常使用する。

ユーザー減少によって、リッピングソフトやIDタグソフトもいずれ淘汰されてしまうのかもしれない。

そんなリッピングしたmp3ファイル、Ubuntu【端末】で操作するにしても一括処理は危うい。

UTF-8→Shift-JIS→UTF-8としたつもりが、全く文字化けのまま元に戻らなかった経験もあるので一括処理はしない。（小生の単純ミスなんだろうが）

Ubuntuで動作するSoftwareも安全とは限らない。恐る恐る小まめにUTF-8へ統一していく方向で進めよう。

何しろクラシック、ジャズとJ-POPを含めて87GBのmp3があるため、たとえ普段は聞かなくてもtsファイルの様に簡単に削除したりはしないし、できない。

＊保存形式は好みの問題である。最新のプレーヤーならflac形式でも問題ないだろうが、古いレシーバーや音楽プレーヤーでは変換の手間となるし、小生の聴力はmp3、flac、wavを聞き比べても違いを区別できない。少年期には長岡鉄男氏提唱のスピーカーに興味を持っていた時期はあったが、令和の時代　スピーカーで音楽を掛ける時代ではない。手軽に音楽を聴くというのにどうして高品位の音源が必要なんだろうか。

もしかしたらそれは、映像での４Kと同じでハイレゾ形式のプレーヤーは単価が高くて、値引率も低いのである。そこで儲ける人間や差別化して競争を勝ち抜く企業もあるわけで、競争は大いに結構であるが、お得意のガラパスで始終するなら迷惑な話である。

一番お手軽なmp3で十分であると思う。

Tips:【Ubuntu Server 22.04 LTS】mp3の文字化け修正とリッピング

Windowsのシステムロケールを変更しても解決しない･･･

Ubuntuで文字化けしたファイル名を都度変更する

先ずは文字化けファイルの変更･･･Flatpak版 EasyTag 2.4.3

Windows(Build 22621.1778)側でShift-JISからUTF-8に変更･･･ID3Uni

今後はUbuntuでリッピング･･･

Ubuntu リッピングソフトウェア･･･Flatpak版 Asunder CD Ripper ver.2.9.7

文字化けは各種変換ソフトウェアが存在するため心配しなくてよい。一番の問題･･･

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関連過去Log：BVM版 aarch64 Windows11

関連過去Log：PT3

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関連過去Log：PT2 x64 Windows（取りやめ）

関連過去Log：Raspberry Pi 5 Hard関連

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