BVM Windows11 25H2 build 26200.6713で理解したこと

2025/09/15

1 Release Previewユーザーでないものが利用すると
2 BVM Windows11 25H2 build 26200.6713を動作させてみると
3 関連過去Log：Raspberry Pi 5 Hard関連
4 関連過去Log：Raspberry Pi 5 Software関連
5 関連過去Log：x64 Ubuntu関連
6 関連過去Log：BVM版 aarch64 Windows11
7 関連過去Log：PT3
8 関連過去Log：PT2 x64 Ubuntu

Release Previewユーザーでないものが利用すると

小生はメールアカウントではInsider Previewに登録してあるが、そもそもWindowsデスクトップではローカルアカウント利用しかしないためWindows11上では一般ユーザーである。Windows Updateを掛けたところでPreview版は降りてこない。

BVMによるWindows11 25H2 26200.6713 クリーンインストール

不具合が解決しないのかWindows 11 25H2 RTMは未発表である。確証は未だない。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows-insider/flight-hub/#windows-11-version-25h2

【build 26200.5074】が25H2のベースというflight-hubからの印象を受けたので、仮想PCと物理PCを全て【build 26200.5074】への更新が終わっている。実施後Previewユーザーでないのにも関わらずWUではパッチ（KB5065426）が配信されて、build 26200.6584となった。

RP版とリリース版の垣根が取れた感じだ。

BVM版 aarch64 Windows11 25H2 build 26200.6584

BVM Windows11 25H2 build 26200.6713を動作させてみると

RP Previewユーザーではないため、【build 26200.6584】からのパッチはWUでは降りてこない。

従ってUUP dump版【build 26200.6713】を用意してクリーンインストールしてみる。

もちろん普通にインストールは可能である。

BVM版 aarch64 Windows11 25H2 build 26200.6713

UUP dump版とBVMスクリプトには相性があるようだ。

・DefenderがFull機能しない
・PowerShell 2.0関連の影響・BVMスクリプトが古いのかremove出来ないアプリあり

致命的なのはDefender【ウイルスと脅威の防止】機能しない点である。AVG Antivirusを導入してもいいのだが、AVG自身が有料Upgradeの表示を定期的に行うため作業の中断を余儀なくされる。AVGの使用よりもDefenderのFull機能を優先したいのであれば本家からのISOファイルを待つしかないだろう。

Microsoftストア機能が機能不全となる点は人によっては重要かもしれないが、大きなお世話だと思っている人間には不要ではある。

BVMスクリプトによるアプリremoveの重要ポイントは【Edge】のUninstallである。これはbuild毎によって当たりハズレがある。【build 26200.6713】ではEdgeがUninstallされたけれども、DefenderがFull機能しないという側面があり、【build 26200.6713】版は利用価値はあまりないと判断した。

当面の安定版は、【Windows11_InsiderPreview_Client_x64_ja-jp_26200.iso】を【Inplace upgrade】したものである。

BVM版 aarch64 Windows11 25H2 build 26200.6713 2025.09.14